凡人るいちの徒然ばなし

徒然なるままに書いていこうと思います。ぼくの考えたことを多めに時事問題と絡めてお届けしようと思います。参考になるかも知れないし、ならないかも知れない。けど、ぼくへの見方は変わるかも知れない。

“いじめ”と”人の弱さ”の話

どうも、凡人るいちです。

今回はタイトル通り、“いじめ”の話をしていこうと思います。その途中で人の弱さということにも触れていこうと考えています。

今日のテーマについては、しっかりと考えていきたいのであまり面白い要素はないのであしからずです。(いつもあんまり面白くないけどね)

今回のこのテーマを選んだ理由としては、ぼくが教育者を目指したいとおもっていることもあるのですが、それよりも大きな理由として“誰にでも起こりうる”ということを知ってもらいたいと考えたためです。

“誰にでも起こりうる”とはいっても、そういった経験はほとんどないですし、正しいことが伝えられるとはぼく自身思ってもいません。

だけど、社会に出て働いていく世代、そして今後親になっていく世代として少しでも現状や問題を伝えられたら幸いです。

実際の“いじめ”の事例を用いて

※“いじめ”というテーマに関しては実体験がないので今回は全編調べた内容についてのお話になります。また、全て書いてしまうと長かったり気分を害することがあるかもしれないので、重要な部分のみの抜粋とさせていただきます。

 

今回取り上げる事例としては中学一年生の男子(Aくん)に起こったものです。

Aくんの通うことになった中学校は3つの小学校(B小、C小、D小)から集まってくる公立中学校でした。

その中でも、Aくんの出身小学校のB小はそこまで人数が多くなく、親しい友人は他の中学校へと進学してしまいました。(そのことはAくん自身も知っていたようです)

Aくんの中学校ではC小から来るせいとが断然多くほとんどコミュニティができあがっている状態でした。

そのような中でAくんはそのコミュニティにうまく入ることが出来ず、他のコミュニティに入ることにしました。

しかし、何かと目立ってしまうAくんはC小のコミュニティから目をつけられてしまい、そこから“いじめ”へと発展していきました。

その内容としては、軽いもので無視、ひどいものでは椅子でなぐられるということがあったそうです。

そうして、Aくんは周りの人間が信じられなくなってしまい相談をすることはおろか自分の世界に閉じこもることになったと話しています。

その一方で、Aくんは学校に行かなくなったり自殺してしまったらまわりに負けることになるからそれだけはいやだという気持ちで1年間は皆勤したということも話していました。

苛烈をきわめた“いじめ”だったのですが、学年が上がることで解消され最後まで無事に学校に通えたということです。

 

この話を読んだときにこういったことが実際に起こるのか…と少し驚きました。

そして何よりも、最後まで無事に学校に通えたということは本当に良かったことだなと思います。

この話を読んでのぼくが思ったこと

先ほどの最後にも書きましたが、Aくんにその後何事もなく本当に良かったということが第1です。

その上で詳細まで読んだ感想を少しだけ書きたいと思います。

Aくん自身も中学に入学してすぐに“いじめ”を経験することになるとは思ってもいなかったでしょうし、その年齢で“いじめ”を乗り越えることになるなんて思わなかったとおもいます。

彼の楽しくなるはずだった中学時代を奪ったいじめた人たちは許されるわけがないのは言うまでもないです。

“いじめ”の話でよく言われるのは「いじめた人間が必ず悪い」ということなのですが、Aくんの場合は“自分の世界に閉じこもる”という描写から「(Aくん)自身にも悪いところがあるのではないか」と考えていたのではないかと思います。(深読みかもしれません)

ただ、たとえAくんがこう思っていたとしても3人称視点からすれば「いじめた人が絶対悪」ということもこれまた真理だと感じました。

いじめた人を成敗するのが先か、いじめられている人を守りケアするのが先かこれまたしっかり考えさせられる問題だなと思いました。

“人の弱さ”と“いじめ”の関係性

ここからは“いじめ”について考察を入れていこうと思います。

いじめは無くならないのかということについては、ぼくは無くならないと考えています。その理由としては“人間の弱さ”が無くならないためです。

人は自分と違うものを見ると良くも悪くも影響されます。それが悪い方に働いて“いじめ”になると思っています。

それは社会に出ても同じで最近話題になっているハラスメント関係もそういうことが関係していると思います。“出る杭は打たれる”というの確かに端的に言い表しているなと感じますね。

“いじめ”はいじめている人間が一番弱いので止めることも出来ないものです。そういった弱さがある以上、“いじめ”を外から見れる人間が手をさしのべる必要があるのです。

ただ、“出る杭は打たれる”とはいってもそれが自分の個性を殺してもいいということでは無いと思っています。みんながみんなまわりに忖度するようになってしまったら、機械と何ら変わりなくなってしまい都市伝説で良くでる“ヒューマノイド”になってしまうのではないでしょうか。

“人の弱さ”はあることは仕方ないと認めてそれを許容できるようになると“人の強さ”に変わっていくのかなと思います。

 

今回は少しまじめな話になりましたが、自分自身のことはもちろん子ども世代や孫世代でも考えていかなければならないものだと思います。皆さんも考えてみてください。

今週で夏休みが最後になってしまうのでこの特別企画は終わりになります。意外と好評ならたまに定期更新以外で更新すると思います。

では、また水曜日にお会いしましょう。

見えてるお金と見えないお金

最近外に出る日に限って雨が降るという天候までもひきこもりを促進しているのではないかと感じている凡人るいちです。

突然ですが、皆さんはお金は好きでしょうか?というかむしろお金が嫌いという人はいないはずです。

誰もが1度は夢見る働かずに5000兆円ほしい!!というやつですが、そんなことはアラブの石油王に求婚されない限りほぼないことで地道に仕事をしていくしかないですよね…

ということで、今回のテーマは「見えないお金 仮想通貨」です。社会科でいうと経済の分野に属するテーマです。

お金にはどんな種類がある?

皆さんがお金と聞いてまず最初に思い浮かべるのが、財布の中に入っている紙幣や硬貨だと思います。

日本銀行のサイトには、現在日本で発行しているものは「一万円札・五千円札・二千円札・千円札」の4種類の紙幣と「500円・100円・50円・10円・5円・1円」の6種類の硬貨となっています。これらは全て使えますが、このほかにも以前発行していた紙幣・硬貨も使うことが出来るので、見たことのないお金が実家のタンスから見つかっても捨てないでくださいね。

日本で使われている札は紙でできているため「紙幣」と呼ばれますが、オーストラリアで使われている豪ドルはプラスチックで出来ていたりと紙でなくてもお金として流通させることが出来ます。

また、現金以外にもカード(デビット・クレジット・プリペイド)や預金、そして今回おもに取り上げる仮想通貨といったものもあります。

「仮想通貨」の仕組みと種類

「仮想通貨」とは?

「仮想通貨」とは、インターネットに存在する文字通り架空の通貨で実物は存在していません。

システムとしては、ブロックチェーンという技術を使用しています。この技術は、いくつかのデータを1つのものとしてそれを鎖のようにつなげていくというものです。これによって、取引改ざんなどの不正が出来ないようになっています。また、このシステムは、ユーザーのコンピュータで分散して管理するのでシステムがダウンしたり、特定の人に管理されることがありません。

なぜこの架空の通貨が価値を持つの?

「仮想通貨」が価値を持つ理由は、ブロックチェーンなどといったシステムに信用できるユーザーがお金を支払って購入するためです。このことを信用創造といいます。日本の通貨にも(というよりも世界で発行されている通貨はすべてで)使われていて、これにより成立しています。

例えば、これがもし明日からぼくが「100円を1るいちとして交換して使うことが出来る」として、実際に通貨を発行し始めたとしても、ぼく自身に信用が出来ないために交換して使おうと思う人はいないでしょうし、ただの紙切れにしか見えないでしょう。これだと、信用創造という機能は働きません。

このようなことは、実際の貨幣や仮想通貨にも起こりえます。ある国の国債が発行されすぎたりしてその国への不安が高まれば、その国の通貨を実物資産に変えることになるでしょう。仮想通貨ではそれ自体に興味のない人からしてみればデータが価値を持つとも思わないでしょう。そうするとどちらとも価値はつかないものとなってしまいます。

「仮想通貨」の入手方法は?

入手方法は株や証券と同じように「取引所」というところで行うことが出来ます。この「取引所」は仮想通貨を売りたい人とその反対に買いたい人が集まるサイトで値段は需給のバランスで決まります。

もうひとつの「販売所」というところでも買うことが出来ますが、こちらは設定された価格での取引となり、そのときの需給関係によっては得をしたり、その反対に損をしてしまうこともあるようです。

「仮想通貨」の管理方法と使い方

仮想通貨は手に入れてもきちんと管理しないと失うことがあります。仮想通貨が流出した関連のニュースも今年になって何件か起きています。(下のリンクはニュース記事です) 

Zaifの仮想通貨流出、70億円に 当初発表から3億円拡大(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

コインチェック、NEM約580億円分が不正に外部送金 仮想通貨の取引を一時停止 - 産経ニュース

では、どうしたらそのような事態を避けることが出来るのでしょう?

答えは簡単で、「ウォレット」というものに移動させておくだけでいいです。確かに現金でも銀行にそのままで置いておいたらなくなってしまいますから、仮想通貨も現金と同じような扱いが求められるということですね。

仮想通貨を手に入れた!ウォレットにもしっかり移動させた!だけど、使い方は分からない!では困ってしまいます。どうやって使うのかということについても少し触れておきます。

仮想通貨を使うための財布となるウォレットにはオンラインで使うものとオフラインで使えるものの2種類に分けることが出来ます。

オンラインで使うウォレットの場合は、スマートフォンなどにウォレットをインストールして店頭でコードを読みとってもらうことで使うことが出来ます。

オフラインで使うウォレットの場合は、紙に情報を入力して使用するものとハードウェアに記録するものがあり、前者は使いたい金額分のデータを入力して印刷すれば紙幣のように使うことが出来ます。

最近では、仮想通貨を使って買い物や支払いが出来るようにもなってきています。まだまだ、使える種類と店舗が限られているのですが、今後増えていくと考えられます。

日本のビットコインが使えるお店(ビットコイン決済対応店舗) | Bitcoin日本語情報サイト

仮想通貨の種類はいくつあるの?

仮想通貨の種類は2018年2月時点で1500種類以上存在していますが、その中でも使われているのはほんの数十種類です。日本で取引できるものは14種類となっており、すべて金融庁が取引の許可を出しているものになります。下に仮想通貨の名前を挙げておきます。

  1. Bitcoin(ビットコイン)
  2. Ethereum(イーサリアム)
  3. Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
  4. Ripple(リップル)
  5. NEM(ネム)
  6. Litecoin(ライトコイン)
  7. DASH(ダッシュ)
  8. Monero(モネロ)
  9. Ether Classic(イーサリアムクラシック)
  10. Lisk(リスク)
  11. Z cash(ジーキャッシュ)
  12. MONA coin(モナコイン)
  13. Factom(ファクトム)
  14. COMSA(コムサ)
話題になったものから名前を聞いたことのないものまであることが分かると思います。有名ないくつかは知っておくといいかもしれません

仮想通貨って本当に安全なの?

ニュースでも取り上げられているような事件が起こったりするのですが、果たして本当に仮想通貨は安全なのでしょうか?

少し上でもお話ししたとおり、ウォレットに入れておけば基本的には安全です。しかし、ウォレットのデータがなくなってしまったり紙データを紛失してしまった場合には再発行されない場合があります。

また、日本で取引を許可されている上記14種類以外では、詐欺に遭ったりするリスクもあるので極力取引は避けることがおすすめです。

最後に、基本は投資をしていることに変わりはないので状況によっては損をする可能性もあるということを頭に入れておいたらいいと思います。

 

今回は「見えないお金 仮想通貨」について書いてきましたが、やっぱり楽して簡単にお金を手に入れるには石油掘り当てるしかないみたいだなぁと感じました…

仮想通貨に挑戦するときはお金に余裕があるときで上限を決めてやるのがいいと思います。

では、また9月最後の土日にお会いしましょう! 

<参考サイト>

日本銀行:https://www.boj.or.jp/

https://bitcamp.jp/仮想通貨とは-仕組みや種類をわかりやすく解説-be1e71fed5fb

https://motto-money.com/kasotuka-syurui/#i-3

結局、なんの教科が一番大事なの?

段々と寒くなり出してきて長袖で寝るべきか半袖で寝るべきか迷った結果、布団の方を冬物にした。でおなじみ凡人るいちです。

夏休み特別企画第2弾として、ちょっと思っていることを話していく投稿にします。

今回のテーマは、先週のテーマから少しだけ引き継いで「どの教科が大切なのか」ということについて話していこうと思います。

 

ぼくはこのブログで社会科に関してガン推しで書いているので、「おまえにとっては社会が大切なんだろう?」と思っている方も多いと思いますが、実は違うんです。

違うとはいっても最終的には社会とか他の教科について収束させていくので結果そう写ってしまうかもしれません。ただ、「一番はこの科目!!」というのは社会ではないです。(あくまでもぼくにとってはですが…)

 

では、ようやく本題に入っていきましょう!!

結論から言ってしまうと、ぼくが学校で勉強するもので一番大切だと考えているのは、「国語」です。もっと正確に言うのであれば、「日本語」になります。

普段から私たちが使っているから重要ということももちろんあるのですが、それだけではなく全ての教科において国語は必須になると考えているためです。

国語が重要なのかということについて

人間は幸運なことに“言葉”というものを用いて会話をすることが出来ます。例えばこれが、コウモリなら超音波で意思疎通をするようになるわけです。(人には聞き取れなかったり理解不能なものだからこそ聞き取りたいとなるのでしょう)

この会話で必要になるのは“共通言語”です。日本人ならおおよそ日本語ですし、地球規模でいうなら英語がそれになります。

「国語」で最初に学ぶのは、この“言葉・言語”になります。ひらがなを習うのが最初なのですが、文字がなくても会話をすることは出来るのでさらに前段階から考えています。その後、文字を習い、文を習っていくという流れになります。

この“言葉”を習う国語がないと、何も進まないことを考えてもらえれば重要さは分かってもらえるかなと思います。

「国語」が他の科目(英・数・理・社)をする上で重要になるのかということについて

ここから話していくことは、かなりの極論になりますし、ちょっと強引なところもあるので温かい目で見てもらえればいいなと思います。

まずは、「英語」です。これはもはや言語体系から文字まで何から何まで違う教科なのですが、和訳さえしてしまえば日本語と大差ないので読めれば分かるという感じです。

「数学」も基本的には日本語で書かれているので読めれば分かるわけです。

「理科」も「社会」も同じで読めれば分かるわけです。

こう書いてしまうと、「結局そういうことか。なら国語じゃなくてもいいじゃん。」となってしまいそうなのですが、そうは言い切れないのではないかということなのです。

それを見極めようということで、ひとつ問題を作ってみました。

問題:あるテストで同じクラスの4人(A,B,C,D)が得点率で競争しました。Aは66%、Bは64%、Cは66%、Dは75%でした。次のうち正しい文ひとつを答えなさい。

選択肢:ア 最下位はAである。

   イ 勝ったのはDである。

   ウ BとDの差は、10%である。

   エ AとCの得点率はほぼ同じである。

さて、答えは分かったでしょうか?

選択肢を最後まで読んでみるとそれらしい答えが2つありますね…でも、答えられるのはひとつだけ…困ったなという感じでしょうか?

しかし、この問題はやっぱり答えはひとつなのです。(某名探偵に言ってもらいたいですね)

この問題の答えはイになります。では、なぜエは答えではないのかということですが、“ほぼ”という言葉の意味は、“≒”と同じ意味なのでここでエを選ぶと66%≒66%ということになり、ちょっと違和感がありますね。ということで答えはイになるのです。

問題の質が悪いのですぐに答えが分かってしまいますが、これがもし入試やテスト、就職試験で精度が上がって出たらとしたら間違えてしまいそうですね。

ここに、先ほどぼくが出した疑問が浮かんでくるわけです。「自分は本当に日本語が“読めて”いるのか」と。

これが、国語が大切な科目として考える要因です。いくら数学や英語をやっても「国語」の読解力がつくわけではありません。だから国語を勉強する意味が出てくるわけです。

読解さえ出来れば、どの教科も正直楽勝かな。と考えているほどです。

「国語」の読解力をつけてどの科目でも対応できるようになってほしいと思います。

まぁ、ここまでぼくの読みにくくわかりにくい文章を読んでいるのなら読解力は申し分ないかもしれませんね。

 

今回の記事はここまでです。国語に関しての見方がかわったらもっと日本語が好きになるかもしれません。

次回は水曜日に更新するので、面白かったら次も読んでもらえると嬉しい限りです!!

 

人を選ぶときってどうやるの?

どうも、凡人るいちです。

日曜日に更新して以来なので、書く内容に若干困ったり困らなかったりでしたが、今週の時事テーマは「選挙」でいきます。

タイトルでは、「人を選ぶ」というように書きましたが、多数決だったり推薦だったり立候補だったりいろいろな決め方があると思います。実はこういった方法は「選挙」にも取り入れられていたりします。

今回はそんな「選挙」についてもう少し知ってみよう!ということで書いていきます。

 

「選挙」にはどういった種類があるの?

日本で現在行われている選挙は2つに分けることが出来ます。1つは、どんな公職(公務員・議員)の人を選ぶのかということです。そしてもう1つは、どんな理由で行うのかということです。

前者の例として、国会議員や地方公共団体の長、都道府県や市区町村の議員があります。後者の例としては、任期満了、解散、議員の欠員などがあります。

そこからさらに細かく分類していくと、衆議院議員総選挙参議院議員普通選挙・一般の選挙(地方選挙)・特別選挙(国政・地方選挙)というものがあります。

衆議院議員総選挙は、定数465議席小選挙区で289議席、残りの176議席比例代表で選ぶ小選挙区比例代表並立制を採用しています。衆議院が4年の任期で解散があるということは、憲法45条に明記されていることでもあります。また、1度の選挙で465議席全て選びなおすので“総選挙”と省略されることがあります。

参議院議員普通選挙は、定数248議席のうち3年に一度その半数の124議席を選び治すというような仕組みで行います。この方法は憲法46条にも明記されているものです。参議院議員普通選挙では、1度に全てを選びなおすわけではないので“総選挙”と呼ぶことはありません

一般の選挙には、地方公共団体の議会の議員を選ぶ一般選挙、地方公共団体の長をの選挙、新しく地方公共団体が設置されるときに行われる設置選挙というものが含まれています。

特別選挙は、選挙のやり直しや当選人の不足を補う再選挙、議員の不足を補う補欠選挙、議員の定数を増やす増員選挙があります。地方公共団体の長が辞職や任期満了して欠員になった場合は一般の選挙として行われることになります。

 

ニュースで話題になっている現在行われている「選挙」って?

現在行われている選挙として大きなものが2つあります。

1つは、9月20日投開票の自民党総裁、もう1つが沖縄県知事選挙です。

まず自民党総裁選についてですが、事実上の首相選挙でもあります。今回の総裁選は、安倍晋三首相と石破茂元幹事長との選挙戦となっていて、6年ぶりの選挙戦で一騎打ちとなったのは2007年の総裁選以来となっています。この選挙で過半数を得た方が自民党総裁となります。

総裁選では、党所属の国会議員と党員(党友を含む)が投票権を持ちます。国会議員はひとり1票で議員票405票、地方票も同じく405票を争います。地方票はドント式という方法で配分されていきます。

投票の方法は国会議員と党員で異なり、党員は9月7日~19日まで所定の往復はがきを用いるか、党が設ける投票所での直接投票により投票が出来ます。地方票の開票は20日午前に始まりますが、国会議員の動向に影響を与えないため発表は20日午後にします。国会議員は、自民党本部で20日午後に投票箱に直接投票をするという方式になっています。

次に、沖縄県知事選挙についてです。

こちらは、先ほどの分類でいえば一般の選挙の地方公共団体の長を選挙するというものになります。行う理由は、2018年8月8日に翁長知事が亡くなったことにより沖縄県知事のポジションが空いたことによるものです。告示は9月13日、投開票は9月30日になっています。

4人の候補者がいるものの、自民・公明・維新・希望が推薦する佐喜真氏と立民・国民・共産・自由・社民・社大が支援する玉城氏の実質二人の戦いとなっています。

普天間基地辺野古移設問題や地域経済の活性化などが焦点となっています。

この選挙は普通選挙なので、選挙権は18歳以上の沖縄県民に与えられています。

 

世界と日本の選挙制度の違いは?

日本衆議院参議院二院制

  ・衆議院議員選挙は小選挙区比例代表並立制参議院議員選挙選挙区+ドント式による比例代表

  ・有権者は両選挙とも、選挙区と比例区の2票を持つ

  ・選挙権は18歳以上、被選挙権は衆議院25歳以上、参議院30歳以上

イギリス・ 上院(貴族院)と下院(庶民院)の二院制

    ・下院は単純小選挙区、上院は成年に達した貴族で構成され選挙ではなく首相の推薦で国王が任命する

    ・有権者は1人1票

    ・選挙権は18歳以上、被選挙権は21歳以上

アメリカ・上院(元老院)と下院(代議院)の二院制

    ・上院は各州より2名選出の小選挙区制、下院は人口に比例した小選挙区

    ・有権者は1人1票

    ・選挙権は18歳以上、被選挙権は上院が30歳以上、下院が25歳以上

ドイツ・連邦参議院連邦議会二院制

   ・連邦参議院は、各州政府代表により構成され各州は人口に応じて3~6票の表決権を持つ。連邦議会は、小選挙区比例代表併用制(各党の得票数に応じて総議席を配分後、小選挙区当選者を引いた残りを比例名簿から順次選ぶ)

   ・有権者は個人名と政党名の2票

   ・選挙権は18歳以上、被選挙権も18歳以上

 

今週は社会科の政治についての内容でしたが、知らないと損してしまうようなことも多くあり、一口に「選挙」といっても違うことが分かったかなと思います。これを機に政治に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

ひとり暮らしをしている人でも、地元の投票が出来る制度もあるので確認してみてください。

下に参考にしたサイトのURLを貼っておくので気になった方はとんでみてください。

今週も見てくれてありがとうございます!今週も土日のどっちかに番外編をあげるので良かったら見てみてください!

 

〈参考サイト〉

http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo03.html

https://www.yomiuri.co.jp/topics/ichiran/20180828-OYT8T50121.html

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/local/2018/0930_okinawa/

 

社会って「暗記科目」なの?

どうも、凡人るいちです。

今日は日曜日ですが、夏休みで暇なので普段ぼくが考えていることについて書いていこうと思います。(大学生の夏休みは丸2ヶ月もあり、陰キャ大学生であるぼくは後半やることがなくなってくるのです)

 

今回は、タイトル通り「社会は暗記科目なのか?」ということについておはなししていこうと思います。

結論から言ってしまうと、あくまでもぼくは「社会は暗記科目ではない」と思っています。その理由は、社会が暗記科目であれば他の科目全ては暗記科目だと思っているからです。

こういうことを他の人に言うと、「社会は暗記科目だけど、○○は違う!!」みたいに返されてしまうので、社会が好きなぼくにしてみればすごくショックなのです。

「社会が暗記科目ではない」ということについて詳しく話していこうと思います。

例えば他の教科について考えてみます。国語なら、「なぜ、敬語を話すことが出来るのか?」数学なら、「なぜ、100円の消費税が8円なのかを瞬時に求められるのか?」英語なら、「なぜ、こんにちはをhelloというと知っているのか?」理科なら、「なぜ、天気が西から変わっていくのを知っているのか?」といった感じです。(ここでは、生活に密着したものを例としています)

おそらく皆さんは、こう答えるでしょう。「そんなの、習ったからだよ」と。

ぼくからしてみれば、その「習った」ということ自体が「覚えた」と大差ないと思います。そしたら、どの教科だって「暗記科目」だと考えたっておかしなことではないでしょう。

しかし、実際は社会と他の4教科だと扱いが異なっているのです。

では、どうしてそういう状況になってしまったのでしょう?

ぼくは、同じ「覚えた」でも他の4教科は「体で覚えた」ものなのに対して、社会は「頭で覚えた」ということが多いから、「社会は暗記科目」という結論になると考えています。

社会という科目は、人生の経験的に“頭で覚える=暗記科目”という図式が完成してしまっているのです。社会に好き嫌いの差が出てしまうのもこういった背景が原因でしょう。社会が好きで教えたりしている人からしてみれば、嘆かわしい状況です。

ただ、社会という科目は最初にいったとおり「暗記科目」ではないのです。

18歳に選挙権が与えられたり、憲法改正云々が話題になっています。その中で、「頭で覚えていただけだから、何も知らない」で済むのでしょうか?ニュースで話題になっていることも「ただの騒音」と片づけてしまうのでしょうか?そんなもったいなく、意味のないことはないと思います。

確かに、社会はまず用語を知るということが必要になる科目ではありますが、そこからさらに考えないといけないことが多く用語を知っていただけでは何も役に立たないのです。だから、社会という科目は「暗記科目」ではなく、いうならば「思考科目」だと思います。

今後AIが発達すれば、計算をすることや言葉を話すこと、天気や災害を知ることが出来るかもしれません。だけど、AIには私たち人間のように「考えること」は出来ません。そうしたら、この後の社会で人間が生き残っていくためには何をしないといけないのかは考えられると思います。

AIや機械技術が発達している現代だからこそ社会」という教科の重要度は増していっていると思います。

覚えるだけでなく考えることが勉強や学問の本質なのではないのでしょうか。

 

ここまでの内容の全ては、あくまでもぼくの一意見でしかありません。これを読んでくれた人が、今後の社会という科目への向き合い方が少しでも変われば嬉しいです。

もちろん反論もあると思います。ぼくはそれでも構いません。むしろこの記事を読んで考えてくれているのだから大歓迎です。

 

それでは、また水曜日にお会いしましょう!!

自然災害あれこれ

こんにちは、凡人るいちです。

今週は、日本の様々な場所でいろいろな出来事があり、どのテーマにしようか迷いました…
島国で四季も美しい日本という国ですが、我々の生活においていつも脅威となるのは、やはり自然の力です。大阪の方では台風の影響で関西空港が閉鎖する事態になったり、北海道では震度7の大きな地震が起きて停電や土砂災害が起きたりと今週だけでもいろいろなことが起きています。
そこで、今週のテーマとして「地震のメカニズムと対策法」でお送りしようと思います。

地震のメカニズムについてキーワードとなってくるのは、「地下の岩盤のずれ」と「プレートテクトニクス」です。
「地下の岩盤のずれ」は、固いものの上に力がかかるとひびが発生します。それと同じことが地下でも起きていて、それに耐えられなくなったときに地震が起こるというわけです。
では、どうして地下に力がかかるのか?ということを説明するものとして、二つ目のキーワードの「プレートテクトニクス」があります。
地球は、外側から順番に”地殻””マントル(上部マントルと下部マントルで分けることもある)””外殻””内核”という層構造をとっています。ぼくが高校生の時は、ゆで卵みたいだなと思いそれで覚えていました(地殻が殻、マントル白身、外角と内角が黄身)。このうちここで関係するのは、”地殻”と”マントル”です。地震が起こる原因であるプレートは”地殻”の上に乗っています。このプレートが”マントル”の対流によって動かされて、地球上に数十枚あるプレート同士がぶつかってひずみが出来たり、沈み込みが起きたりすることによって強い力が発生するということなのです。このプレートが動くということを「プレートテクトニクス」といいます。
地震大国と呼ばれている日本で2017年に発生した震度1以上の地震は、2025回にものぼっています。過去のデータで一番多かった年は、東日本大震災の起こった2011年で10680回となっています。
なぜ、日本では地震がこんなにも多いのか?ということに答えていきましょう。
日本は、2つの海洋プレートと2つの大陸プレートの合計4つのプレートの上にある国です。こういった国はとても珍しく日本で地震が多いのもそのためです。プレートの境界線が多く日本の幅広い範囲で地震が発生するので、どこで生活していても注意が必要です。


次に、もし自分が地震で被災したらどうしたらいいかについて書いていきます。
当然のことなのですが、まず頭を押さえて机の下にもぐり、揺れが収まるまで待機します。
避難所の情報は、自治体のホームページに掲載されているので何かあったら確認して見てください。
通信環境も悪くなってしまうとおもうので、freeWi-Fiがあることを知っておくとすごく便利です。「00000JAPAN」が、特に有名です。ほかにも、施設や公共団体にもあるので、事前に調べておきましょう。
停電時には、スマートフォン等の充電もできないので、一言無事だと伝えておきあとは、機内モードや緊急省電力モードにしておくと長い間持たせることが出来ます
地震が起こってからいろいろ調べようと思っても、時すでに遅しということがおおいです。いつどこで被災するか分からない今だからこそ、そして情報が多く入手しやすい今だからこそ先に調べておきたいですね。

今週はこんな感じで地震ということについて考えてきましたが、災害に関しては備えあって損することはないんじゃないかなと思っています。いつでも避難できる準備をしておきましょう。
ちなみに、“地震”って地学だし、社会じゃないよねと思われるのですが、社会科の“自然地理学”という分野でも研究されているので、ばっちり社会科なのです。
ぼくは地震については、多くの都市伝説もありそれを調べていくのも好きです。興味がある方は、「地震 都市伝説」で検索してみるのもいいかもですね。

それでは、また来週!!といいたいところですが、時事問題だけでないことも話していきたいと思っているので、今月中は土日のどちらかにも更新していこうと思います!!よろしくお願いします。

はじめまして、凡人るいちです。

皆さん初めまして”凡人るいち”と申します。

9月に入ったばかりで夏休み明けショックを受けている学生さんも多いのではないでしょうか?

大学生のぼくは、まだまだ夏休み折り返しということでもう少し長い間うきうき気分が続きそうです。

 

さて、今回からブログを書いていこうと思うのですが、それにともなって今回のテーマは「自己紹介」と「ブログ開設の動機と内容」にしようと思います。

自己紹介

筆者:凡人るいち

職業:大学生

将来の夢:社会科という教科の魅力をもっと多くの人に知ってもらうこと

趣味:読書、スイーツ、ちょっとしたサイクリング、散歩

 

こんな感じで簡単に自己紹介させていただきましたが、たぶん一番重要になってくるのは”将来の夢”のところだと思います。

どうやったらその魅力を伝えられるか試行錯誤しながら進んでいきたいと思うのでどうか優しい目で見守ってもらえると嬉しいです。

 

ブログ開設の動機と内容

簡単に言うと、社会科(特に公民科)という科目についての魅力をもっとたくさんの人に伝えたいという思いから開設することにしました。

”社会科”と一言で言うのは簡単でも、実際どういうものなのかというのはまだぼく自身もあまり分かっていません。だけど、そんなぼくだからこそ書けるものがあるのかもしれないと思い、出来るだけわかりやすく身近なテーマを取り上げて書いていこうと思います。

とはいっても、まだ社会を知らないような一端の大学生です。間違えていることや誤解を生むようなことがあるかと思いますが、その点はご了承ください。また、身近なテーマといってもぼく自身知らないことも多く調べる時間や整理する時間が必要です。そのため、毎週水曜日に更新をしていこうと思います。毎週水曜日更新にしていくとどうしてもラグが出来てしまいます。そして、内容にも偏りが出るかと思います。その点についても優しい目で見ていただけたら嬉しいです。

多くの人に興味を持ってもらえるようにやっていきたいと思うのでよろしくお願いします!!つたない文章にはなってしまうと思いますが、楽しんでいただけたら幸いです。

 

ここまで長々と書いてきましたが、こんな感じの人がこんな感じの記事を書いていくんだということが伝わってほしいな~と思ってます!

これからたくさんのことを書いていこうと思うので改めてよろしくお願いします!!