凡人るいちの徒然ばなし

徒然なるままに書いていこうと思います。ぼくの考えたことを多めに時事問題と絡めてお届けしようと思います。参考になるかも知れないし、ならないかも知れない。けど、ぼくへの見方は変わるかも知れない。

様々な愛のかたちと社会の話

少し前になんの気なしにアクセス数を確認したら500を超えていて驚いた凡人るいちです。

400人行きました!!という報告をしたのがちょうど1ヶ月前だったのでかなり速いペースなのではないかと思っています。毎度毎度しょうもないことしか書いていないのに読んでいただいてありがとうございます!!

そしてもう一つご報告なのですが、ぼくが何を書いていたのか気になってみていたところ、記事に貼り付けているニュースリンクが削除されていることがありました。どうやらぼくの記事には賞味期限があるようなのでお早めにお読みください!!

 

では今回の記事のテーマですが、LGBTで行こうと思います。

最近よく話題になっていますが、「そもそもLGBTってなんだ?」という人も多いと思います。

しかし、この話題に関しては今後生きていく上で知らなくていい話題ではないと思います。

この記事を読んでLGBTの一端にでも触れていただければ良いなと思っています。

それでは本編いってみましょう!!

そもそもLGBTって何?

LGBTとは性的少数者のことを指す略語です。その中に含まれているのが、「レズビアン(女性同性愛者)」「ゲイ(男性同性愛者)」「バイセクシュアル(両性愛者)」「トランスジェンダー(性別越境)」です。

この中でもトランスジェンダーに関しては幅広く定義されています。

例えば、心と体の性別が一致しない方はFTM(Female To Male)やMTF(Male To Female)と呼ばれ、心の性別がない方はFTX(Female To X)やMTX(Male To X)と呼ばれています。

これらの単語はヨーロッパでは自らのことについてポジティブに語ることばとして使われています。

日本では、こういったLGBT関連の言葉は主に蔑称としてでしか使われていないのに対して、海外では受け入れが進み始めているのが分かる部分でもあります。

LGBTの方の割合ですが、2016年時点で8.0%いるようです。これは左利きの人やAB型の人よりも多い割合だそうです。

つまり、ぼくたちが左利きの人を差別していないことと同じように、またAB型の人を悪くいわないことと同じようにLGBTの方に対しても同じように接する必要があるということです。

そして、LGBTは4つだけを対象にする用語ですが、他にもインターセクシュアル(I)やアセクシュアル(A)、クエスチョニング(Q)なども存在しています。

何が問題になっているの?

LGBTというものがどういったものなのかある程度分かったと思うので、次に社会はどういう風になっているのかということについてお話ししていきましょう。

日本ではLGBTの方への対応はまだ十分とは言えないのが現状です。

2015年には渋谷区議会で異性カップルと同等の権利が保障することを条例で採択し、話題になっていました。この採択をきっかけに他の市区町村でも実施されました。

しかし、あくまで条例に過ぎないので法的拘束力が存在しないことが課題です。(法的拘束力がないと聞くと良いことのように聞こえますが、法に守ってもらえないということでもあります。)

これによって、同性パートナーへの遺産相続権がなかったり生殖医療の適用が出来なかったりという問題が発生しています。

また、2017年3月には、いじめ防止基本方針の改訂も行われLGBT生徒の保護という観点が初めて盛り込まれました。

ですが、やはり学校ではLGBT生徒へのいじめや差別がなくならないのが実情です。

それでは海外ではどうなっているのかということも気になりますよね。

海外では日本よりももっとLGBTの方への対応が進んでいます。

2010年にアイスランド同性婚を認める法案を全会一致で採決し、首相がレズビアンであることを告白しました。また、2011年には国連人権理事会が性的志向性自認に基づく暴力や差別に重大な懸念を示す議決を採択しました。

その他にも、2014年にはインドでトランスジェンダーが法的に認められ、2015年にアメリカ全州で同性婚が合憲化されたりしています。

一方で圧力をかける国もあるといったことが現状です。

話を日本に戻して、今度は会社ではどうなっているのかということについてお話ししていきます。

近年多くの有名な会社で制度改革やサービス改革が行われています。そして、人事等も改善されつつあるようです。しかし、日本労働総組合総連合会が実施した調査によると、職場にLGBTの方がいることに抵抗があると答えた割合は3人に1人で男性の方が女性の2倍抵抗を示すことがわかりました。また、年齢層が上がるにつれて抵抗も強くなるようです。

これらのことから、会社では制度は変わっても人の心に根ざすものまでは変わっていないということも分かります。

愛のかたちについてのぼくの考え

最後にぼくの意見を紹介して終わろうかなと思います。

まずぼくはそこまで性的少数者について抵抗がありません。それは普段からぼく自身が社会において少数派だからかもしれませんが、それとは別に価値観は違って当然という考えを持っているためです。ただ、ぼくはこれまでに一度もLGBTの方から好意を寄せられたことがありません。(というか普通に異性からもないのですが…)もしそうなったときにぼくはどういう行動をとるのか、相手のことを考えられるのか正直分からないというのも本音です。

次に、考え方のベースとして知っておいてほしいこともあります。

プラトンが書いた『饗宴』という著作に人間の起源について述べられているものがあります。そこには、「もともと人間は背中合わせの1対の状態で存在していたが、神の怒りによって引き裂かれた」というようなことが書かれています。

この1対は「男女」「男男」「女女」という3つがあって、おのおの自らが最もあう性別を求めているという考え方につながります。「いま多数派の人たちはたまたまそういうことであって、もともとは3種類だったんだ」と考えると面白いですよね。

ほかにも、結婚のプロポーズの時に「2人で完璧になりませんか?」という風にいう国もあるそうです。なかなかロマンチックですよね。

話がだいぶずれてしまいましたが、こういうように昔の著作や他の国の風習から学ぶことも多いものです。日本だけや現在だけにとどまらない考え方を持って接していってください。

最後に、ぼく自身は差別やいじめといったものは人の心が変化していかない限りなくならないと思っています。心を変えるためにも現状を知った人は告白しやすい環境を整えていくべきですし、LGBTの方はもっと告白していってほしいなと思います。

 

今回の記事はLGBTについてで進めてきました。

人の多様性を認めようと社会が主張していても、その社会に受け入れる基盤がないことは非常に残念で悲しいことです。もっとLGBTについて調べていってほしいですし、知ってほしいとも思っています。ぜひ、理解を深めていってください。

それではまた来週お会いしましょう!

そして、しばらく諸事情によりストップしていた質問箱の方も再稼働をはじめたので、「こんな記事書いてほしい!」というリクエストやぼくの私生活についても質問してみてください!!100%回答します!!

〈参考サイト〉

https://www.weddingpark.net/magazine/97/

 〈参考ニュース〉

www.nikkei.com

news.livedoor.com