凡人るいちの徒然ばなし

徒然なるままに書いていこうと思います。ぼくの考えたことを多めに時事問題と絡めてお届けしようと思います。参考になるかも知れないし、ならないかも知れない。けど、ぼくへの見方は変わるかも知れない。

情報とどう付き合ったらいいのか

最近やることがなくなってきて気付いたら布団の主になってしまっている凡人るいちです。

最近はいろいろな技術が発展していて、すごい勢いで物事が変化していって大変な世の中ですよね…

布団の主になっているようなぼくはあんまり情報を入手するのが得意というわけではないのでこういった流れの中で置いてけぼりを食らっているわけですが、このような社会にとって値千金の価値を持つのが“情報”です。

先週の記事とあわせて今回はそんな“情報”に関するぼくの考えについてお話ししていけたら良いなと思っています。

 まだ先週の記事を読んでいない方はこちら↓

 

ruiyuu-zatsugaku-jiji-1998.hatenablog.jp

“情報”とは何なのか?

“情報”についての話をする上で欠かせないのはそもそも論の話になるかなと思います。

なので、最初に“情報”についてのぼくの考えを話していこうと思います。

ぼくにとって情報とは「踊り踊らされる存在」です。

ちょっと難しい言葉を使っていますが、いいたいことは簡単です。情報にはいろいろな種類があります。目から入ってくる視覚情報や耳から入ってくる聴覚情報がその例です。

この情報たちは無意識にも入ってくるものです。道を歩いていて何気なく耳に入ってきた知らない音楽が数日経ってから気になり始めたり、少し前に読んだ単語が他の日に違う記事で目に入ってきたりとこんな感じです。

ということは、ぼくたちは、この無意識に入ってくる情報と意識的に入れている情報にどうやっても影響されてしまいます。それを「踊らされている」という表現に言い換えています。

そして、「踊る」の方ですが、こちらは情報というものはいくら調べても実態が不明なものが多くつかめない(もしくはつかみにくい)ということです。

もちろんこれは凡人的定義なので、辞書などで調べればもっとちゃんとしたことが出てくると思います。

今回は凡人的定義を使ってこの後の話を進めていきます。

 

“情報”は悪魔か天使か

それでは本編の方へ入っていきましょう!!

最初は情報の特性についての考えです。ぼくが思う情報は天使だと思っています。決して姿が見えるわけではないですが、もし擬人化したなら天使なんだろうと思っているということです。

その理由は、情報が幸せな気分にしてくれることが多いからです。「それはさすがに楽観的過ぎるだろう」という声も上がりそうですが、ぼくは基本的に性善説をとっています。なので、情報の基本は善であり、その使用の方法を失敗することによって悪になるという風に思っているだけです。

想像しやすくするなら、どんなに優しい性格の人でも人生のうち何回かは悪いことをしているよって感じです。むしろわかりにくくなりましたね…

ただ、今現在で「情報は悪魔である」とする人の気持ちも分かります。

なぜなら、今の情報は明らかに使い方を間違っているものが多すぎるためです。

情報は本来人を幸せにするために使うべきであるというのがぼくの立場なので、現状人を傷つけるために用いられている情報は暴走状態にあるといっても良いほどです。

正しい使い方はまだ分からないですが、間違えた使い方なら分かると思います。それを知るだけでも間違いを犯すことはぐっと減るものです。

人間は失敗から学ぶことが出来る生物です。そこは譲れませんね。

ちなみに失敗の話というのも情報なのですが、時には我慢してそういった話に向き合うことも大切です。成功はたまたま起こることがあるものですが、失敗はたまたま起こることはありません。

 

情報とのつきあい方

ぼくは情報に対しては必ず1度は批判しなければならないと思っています。つまり、どんなに信用できそうなことが書いてあっても1度は自分で考えないといけないということです。

最近ではこの能力を持ち合わせている人が少ないような気がします。

フェイクニュースの方がデータもあって正しいことが書いてあるように思う」という高校生が増えているようです。かなりショッキングな話題なのですが、この話に関しては、単に「批判的視点」の欠如ということだけが問題でもないです。

まずは、「批判的視点」という点からお話ししますが、先週も言った通り世の中には必ずしもいい人しかいないわけではありません。だましてお金を儲けようとする人もいれば、慌てる姿を見て喜ぶといった人もいます。

だからこそ、「批判」しないといけないと思っています。

教育現場などでは、「批判は良くない」みたいな話を聞きますが、ここで言っている「批判」は「否定」の方にむしろ近いものであって似て非なるものであることは間違いないです。

議論の場や研究の場では「批判」をしていかないとよりよいものは作れません。つまり、「批判」とは「相手の意見を尊重し受容した上で自分の立場はこうだと述べること」です。(ちなみに「否定」は「相手の立場を受け入れることなく自分の立場を一方的に述べること」です)

情報は一方的に送られてくるものですが、それに対する自分の立場というものも当然あります。それをただ受け入れるだけではなく、「批判」をしてほしいと思います。

もう一点、最近の情報にある特徴の話をしていきます。

あくまでぼくの直感の域を出ないのですが、最近の情報は特定の方向に誘導するように作られているのではないかと思います。

実際に世論調査などでは行われている例もあるようなのですが、もっと言えば身近にもあるのではないかと思っています。例えば、情報番組の話題のスポットや都市伝説で流行っているものですね。 人を呼ぶためにあえて情報を連呼しておいて勘違いさせているんじゃないかなと感じます。(サブリミナル効果というやつですね)

 実際にぼくも情報を特定の方向に向けるために使っていることがあります。(このブログではそういったことをしていないのでご安心を)

つまり、情報に対して素人のぼくでもある程度なら出来てしまうのです。なので、ぼくが実際に使っている方法を紹介するので覚えてもらって騙されないようにしてほしいなと思います。

1つめは、データを用いることです。

ここで言っているデータは恣意的に作り上げたもので構いません。要はでっち上げても大丈夫と言うことです。(文書にするならある程度信頼できるデータを持ってきてください。言葉ならだいたいで大丈夫です。)

例文) このブログを読んでいる人は600人もいるんだから読まない理由なんてないよ。

この文章は半分あってるけど、半分あってないというような文章です。こういった文章が詐欺師からはぽんぽん出てくるわけです。だから、騙されてしまうし気付くことが出来ないんです。どこが間違えてたかなんて覚えているわけがないですから。

2つめは、権威を用いることです。

この権威に関してはよく使われているので、分かると思います。

例文) 東京大学首席のAが教える最強の勉強術

すごい信頼できそうですよね。ここに例えば、「3回繰り返してやると良い」とか言う当たり前なことが書いてあっても「すげ~!やってみよう!」となるでしょう。簡単に言えばこういう事です。

この2つをあわせてみるとどういった文になるのでしょうか?

例文) 東京大学の教授が言うには、ここの土地は30年以内に90%の地震が来るそうです。この情報を得ている地区の人たちは土地を手放して安全なところに移動しはじめています。そこでこの土地を我々B不動産で買い取らせてください。いまなら1000万の所ですが1200万で買い取らせてもらいますよ。

あ~バカ長い文章が誕生しましたね…まぁ、テクニックを詰め込むとこういう事になるわけですね。信頼できそうだし、200万も得するなら手放しても良いかなってなりますよね。

でもこれがもし嘘だとしたら?本当は地震なんて来なかったりしたら?この土地は2000万の価値があったとしたら?

考えるだけでもぞっとしますね…

ぼくは詐欺師ではないので詳しいことは分かりませんが、人を信頼させて「そうなんだ!」と思わせるだけならこの2つを押さえておけば良いだけです。

つまり、この2つにさえ気づければ騙される可能性はずっと低くなるわけです。

「最近は情報の使われ方が間違っている」と話したのもこれが悪用され続けていると言うことです。

もちろん他に多くのテクニックが見え隠れしているのですが、ぼくが知っているテクニックとしてはこの2つです。長い例文に関してはもっと批判的に分析してみてください。

皆さんは情報を正しく使って、幸せな人生を送ってほしいなと願っています。

 

今回の記事はここまでです。途中で「批判」をたくさんしてほしいといいましたが、すべてを疑えというわけではないです。これだけは譲れないという信念みたいなものも情報相手には必要かもしれないですね。

ちなみに、ぼく個人の好き嫌いの話になってしまうのですが、「根拠を提示せずに解決策もない。けど否定する人」がめちゃくちゃ苦手です。監督人事とかで良く見るようなやつです…あれどうにかならないんですかね…?

そんなことはさておき、来週は時事問題の方について触れていきたいと思います。

そして、最後になってしまいましたが、アクセス数が600を超えました!!いつも見てくれている皆様本当にありがとうございます!!今年度中に1000アクセスいけるように面白い記事を書けたら良いなと思っているので、これからもよろしくお願いします!!

それではまた来週お会いしましょう!!