「働く」について考えること。
どうも、凡人るいちです。
最近ブログの投稿頻度が上がってきたような気もしますが、これが普通なのかも知れません。
本題に入る前にいつもの雑談タイムといきましょう。今回の話とは全く関係ないですが、最近話題のウイルスくんのせいで今まで貯金してきたNISAが一瞬でマイナスに突入しました笑
今後のことを考えて、昨年の9月から始めたので、30000円ほど貯金していたのですが、-5000円は泣きそうです。おかげで、それだけ今回のコロナショックは経済にも大きな影響を与えていると分かりました…
さて、ここからが本題です。
みなさんは「働く」について考えたことはありますか?
多くの人が考えていることかと思います。たとえば、「働きたくない」とか「働かなくてもお金が欲しい」とか、もっと深いことだと「働いてても人間関係が…」とか三者三様のような気がします。それもそのはずで、これもいつぞやかお話しした「価値観」なのです。
では、今回はその「働く」の価値観をぼく視点で語っていこうと思います。
そもそも「働く」とは?
この「働く」の言葉の意味が分からないとせっかくの価値観もぼんやりしたものとなってしまいます。なので、最初に「働く」の定義についていくつかの辞書を引用しながら確定させましょう。
大辞林:①肉体・知能などを使って仕事をする。/②職業・業務として特定の仕事を持つ。/③機能を発揮する。/④そのものとしての力が生かされる。/⑤悪いことをする。/⑥語尾が変化する。/⑦動く。/⑧出撃する。
新明解:①からだ・頭を使って仕事をする。/②行動に駆りたてる何らかの精神作用が発現する。/③そのものの力が、他に影響を与える。/④反社会的な行動をする。
明鏡:①仕事をする。また、生計を立てるために一定の職に就く。/②知的・精神的能力が発揮される。/③機能が発揮される。/④文法で活用語の語尾が変化する。/⑤よくないことをする。
といったように、複数の意味があるようです。
少しグループで整理すると、
A:大①と新①が体と頭を使う「働く」
B:大②と明①が一定の仕事の「働く」
C:大③と新③と明③は人や物が機能として「働く」
D:大④と新②と明②は精神としての「働く」
E:大⑤と新④と明⑤は悪いことをする「働く」
となると思います。(ぼくの解釈も入るので、異なるかもしれません。)
それぞれ話していくと大変な文量になってしまうので、今回はAとDでお話ししたいと思います。
体と頭を使う「働く」
さて、定義もいくつか出したところで、まずはAの深掘りをしていきましょう。
この定義は多くの人が考えるいわゆる「一般的な働く」だと思います。
この「働く」で考えないといけないことは、「頭も使うこと」です。
働くことを考えていく際、どうしても肉体労働ばかりが頭に浮かぶかもしれません。しかし、実際には何かを考えて働く(=頭を働かせる)わけで、それは実際の行動をしてみないと分からないレベルのことでもあります。
例えば、「営業」の仕事を思い浮かべてみてください。
日中のかんかん照りの中、ビルの建ち並ぶ都会でスーツを着たサラリーマンがビジネスバッグを片手に、汗をかきながら歩いている。そして、取引先についたらたわいない話をして商談に取りかかる。商談が終わるとサラリーマンは深々とお辞儀をしてつぎの商談へと向かう。
おそらくですが、こんなシーンが頭に浮かんだのではないでしょうか?
ぼくはこんな感じで想像していました。しかし、そこにいくつかの疑問をぶつけていきましょう。
「汗をかいて歩くサラリーマンは何を考えている?」「ビジネスバッグの中には何が入っている?」「ネクタイはなぜそれにしたのか?」「たわいない話は何を話したのか?毎回同じなのか?」「商談が終わった際、サラリーマンは何を考えていたのか?」「つぎの商談へと向かう際、何を考えている?」などなど、たくさんありますね。
さて、サラリーマンは「体」を動かしただけの「働く」でしょうか?どうやら、サラリーマンの行動ひとつひとつに意味がある可能性がありますね。(もちろん何も考えていないサラリーマンもいるでしょうが…)
だとしたら、ぼくたちが考えているAの「働く」にもまだ想像していない部分が含まれているかもしれないわけです。
ちなみに、Aに対するぼくの就活での考え方は「体よりも頭を働かせる仕事をしたい」です。もちろん行動もしたかったので、「考えながら動ける」を重視したと言えるでしょう。
精神としての「働く」
さて、もう一つお話しするDの「働く」です。
これはぼくの「働く」に近いものがあったのでピックアップしました。
ぼく自身働く際に最も重要視することが、「自分自身の能力を最大限発揮できること」です。
実際に「何が最大限発揮できる仕事」なのかは分からないことが多いですが、ただ間違いないことは「誰かのために、何かを改善する」ときに最大限の力が出るように思います。この希望が満たされないと、ぼく自身はCの「機能としての働く」が達成されないように思います。
ぼくの話は置いておいて、「なぜ精神なのか?」と疑問を持つ方もいるでしょう。しかし、みなさんは普段から「働く」を「精神」で考えているかもしれません。
というのも、もしあなたが友人からバイトでの悩み相談をされたときになんと答えますか?
これは人それぞれだと思いますが、「新しいバイト先探したら、気が楽になるかもしれないよ。」とか「何でそう思うの?」とか、一昔前であったら「そんなこというなんて、根性が甘ったれている!!」とか答えるかもしれません。
でも、これってすべて「仕事は気の持ちよう」だとどこかで考えているからかもしれません。そうでなければ、わざわざ「自分のやりたい仕事」を選ぶことなんて無いはずですから。(もちろん、合理性は大切になりますが…)
「やりたい仕事だから頑張れる」し、「誰かの役に立つかもしれないから続けられる」。そんな気持ちがぼくたちを「働く」に導いているのだと思います。(きっと無意識的にしているはずです。)
だから、ぼくはその「精神」はすごく大切にしたいと思います。
さて、若干の尻切れトンボ的なところはありますが、「働く」について考えるきっかけにはなったでしょうか?
ぼくの意見を最後に簡単におはなしすると、ぼくにとって「働く」とは、「ぼく自身が生まれてきた意味を残す手段であり、誰かがその意志を継ぎ続けるもの」だと思っています。
考えても考えても、「働く」についての悩みはなくなることはないですが、共感したり、考えが修正されたりしていたら書いた甲斐もあったかなと思います。
よかったら、みなさんの「働く」についても教えてもらえたら嬉しいです。
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— るいち ゆうや≒ブラウニー (@1105Monkey) 2020年3月20日
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