凡人るいちの徒然ばなし

徒然なるままに書いていこうと思います。ぼくの考えたことを多めに時事問題と絡めてお届けしようと思います。参考になるかも知れないし、ならないかも知れない。けど、ぼくへの見方は変わるかも知れない。

ノーベル賞は偉大な賞?

ハイチュウを買うと量を忘れて食べてしまい気付いたら無くなっているのが最近の悩みになってきた凡人るいちです。

こんな平和な悩みしかなくてもっと深刻な悩みを抱えている人からすれば、目障りな存在に違いないですね。

さて、今回のテーマは「ノーベル賞です。

いつかは取ってみたい賞の一つにも挙げられるような超有名な賞なのですが、つい先日日本人の本庶佑氏がノーベル生理学・医学賞を受賞したことでも話題になっていますね。今週はノーベル賞ウィークなのでそういった吉報が日本にまた届くといいですね!!

では、さっそく「ノーベル賞」についてみていきましょう!

 

ノーベル賞の成立と受賞する方法

ノーベル賞はダイナマイトを発明したことでも知られるスウェーデンノルウェーの発明家・実業家のアルフレッド・ノーベルの遺言に則って1895年に創設されました。

今現在で一般的に「ノーベル賞」というと、物理学、化学、経済学、生理学・医学、文学、平和の6つを指すのですが、ノーベルの遺言には経済学賞は含まれておらずノーベル財団経済学賞をノーベル賞ではないとしています。

また、ノーベル賞に数学賞がないのは、スウェーデンの数学者ヨースタ・ミッタク=レフラーとノーベルが仲良くなかったためと考えられていて、著名な学者たちもこのような発言をしています。

なので、数学賞がない理由としてよく話されるレフラーがノーベルの妻を奪ったというのは単なる噂話ということですね。(ノーベルは独身であったそうです)

そして気になる選考の方法なのですが、これは秘密にされていて受賞後50年で公開されるようです。

今ではクラリベイト・アナリティクス(旧トムソン・ロイター社)がクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞としてノーベル賞候補を選定、発表しています。

このクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞は、近年の論文引用数などから算出しているのですが、ノーベル賞アカデミズムにおいて業績の評価がある程度定着してから受賞が決定されることが多いのでクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞が基準となるわけではないようです。

他にも様々な条件があり、受賞決定までに生存していなくてはならないことが知られているかもしれません。

また、文学賞以外は3人までの受賞が認められており、平和賞に限っては団体での受賞も出来ます

平和賞を受賞した団体としては、ICAN国境なき医師団などがあります。

 

日本人のノーベル賞受賞者

では、どれくらい日本人の受賞者がいるのでしょうか?

日本国籍の受賞者は2018年10月3日までで、24名います。それに加えて日本出身の受賞者の方も3名います。日本出身の方で最近受賞したのは、文学賞を受賞したカズオイシグロがいます。

内訳(日本出身の方)は物理学賞9(2)名、化学賞7名、生理学・医学賞5名、文学賞2(1)名、平和賞1名です。

日本では、現在までで経済学賞を受賞された方がいないので、もしかしたら日本初の経済学賞受賞者になれるかもしれないですね。

ノーベル賞を初めて日本人で受賞されたのは、1949年の湯川秀樹氏(物理学賞)で中間子の存在が評価されています。そこから約70年経ち2018年に本庶佑氏(生理学・医学賞)とつながっています。

 それぞれの賞の初受賞者の方は、物理学賞が湯川秀樹氏、化学賞が福井謙一氏(1981)、生理学・医学賞が利根川進氏(1987)、文学賞川端康成氏(1968)、平和賞が佐藤栄作氏(1974)となっています。

大学別に見ると1位はやはり東京大学、2位には名古屋大学京都大学が続いています。

 

ノーベル賞以外の賞って何があるの?

ノーベル賞は言わずもがな世界で有名な賞なのですが、他にどんな賞があるかは意外と知られていません。

ノーベル賞以外にもいろいろな分野で有名な賞がたくさんあります。聞いたことのある賞もあるかもしれません。

物理学、化学、生理学・医学はノーベル賞が最高賞とされていますが、ほかの賞はどうなのでしょうか?

数学はフィールズ賞という賞が最高賞として存在しています。日本人で受賞された方もいます。

経済学はノーベル賞も最高賞の一つなのですが、ジョン・ベイツ・クラーク賞というものもあります。国籍に縛られる賞などもありどれが一番か決めがたいです。ただ、このジョン・ベイツ・クラーク賞はアメリカの経済学者にとってはノーベル賞よりも受賞が難しいと言われたりしているそうです。

文学はブッカー賞ゴンクール賞ピューリッツァー賞というものがあります。国ごとにあったりするのですが、その国の言葉で書かれたものが対象になる賞もあるようです。

学問から離れてみると、映画のアカデミー賞音楽のグラミー賞演劇のトニー賞多部門にわたるイグ・ノーベル賞ウルフ賞TV番組のエミー賞といったものもあります。

有名なマイケルジャクソンはアカデミー賞のオスカー像がほしくてネットオークションで落札したものの規定に反し没収されたという逸話も残っているほどです。

そして、今度は国内に目を向けてみましょう。一番知られているのは芥川賞直木賞でしょうか。他にもスポーツや学問に与えられる賞は多く存在していました。

 

今回は「ノーベル賞」について書いてきましたが、やはりそういった賞は受賞してみたいものですね…ちなみに、ノーベル賞の賞金は日本では非課税になるのですが、経済学賞だけは課税対象のようです。

今後ますますの日本の学問の発展があるといいなと思います。

ということで、今回の記事はここまでです。また来週お願いします!