凡人るいちの徒然ばなし

徒然なるままに書いていこうと思います。ぼくの考えたことを多めに時事問題と絡めてお届けしようと思います。参考になるかも知れないし、ならないかも知れない。けど、ぼくへの見方は変わるかも知れない。

人と比べることは悪いことなのか?

ずいぶん久しぶりの更新になってしまいましたが、無事に生きておりました。

最後の更新は7月7日だったので、奇遇にもぞろ目の日に更新再開となりそうです。

この半年間くらい、卒論に追われていましたが、ようやく完成し生活にも余裕が出てきたので、ずっと考えていたことをできるだけたくさん書いていこうと思うので、今後の更新を楽しみにしていてください笑

 

さて、今回のテーマですが、「人と比べること」です。

これは昨年1年間でいやになるほど人事担当の人から言われ続けたことでもあったのですが、やっぱり1年経っても腑に落ちなかったので、それと同時に考え続けていたことでもありました。

最近ようやくぼくなりの解答ができたので、つたない文章ながら、みなさんにも共有して考えを深めるきっかけになればいいなと思っています。

前置きが長くなりましたが、それでは本題に入っていきましょう。

 

他人と自分

いろいろな自己啓発の本には「他人と比べると不幸になる」みたいな言葉が乱立しています。

果たしてそれは本当なのでしょうか?

よくよく考えてみると、「それっておかしいのでは?」と思うわけです。

ぼくの人生を振り返ってみると、他人と比べることばかりでしたが、それでぼく自身の人生が不幸になった経験が全くないのです。

小学校の時だと、一生懸命やったサッカーでもまわりの上手い人と比べていながら、その人についていくのが楽しかったからこそ、10年近くも続いたと思っています。

中学、高校だと勉強について人と比べることが多かった記憶があります。例えば、古典の点数だったり、総合順位だったり、模試の偏差値だったり・・・

それでも、中高と不幸だった記憶は無いですし、暗黒時代というほどふさぎ込んでいた記憶も全くないです。

こう考えてみるとぼくの人生の経験では「他人と比べちゃいけない」というのは非常に違和感のある表現なわけです。だって、ここまでの人生で人と比べていない時期の方が短いわけですから。

ここまで、自分の歴史を簡単に話してきましたが、そう考えると次の疑問が浮かんできます。「じゃあ、なんで不幸にならなかったのか?」と。

ぼくのことですから、おそらく「負けたくない!!」という気持ちではないです。負けても「まぁそんなもんか」となるはずですから。

では、一体何だったのでしょう?

これを考えているときにしっくりくる答えにたどり着きました。

ぼくが「人と比べていたときは、自分なりにできることをやったとき」だったのでは無いか?

つまり、「自分で満足するところまでやったから、実際に役に立つのか他の人で試してみよう」ということです。

これは納得のいくところです。この考え方なら、比べて劣っていたとしても、「あそこがたりなかったのかな?」と省察し改善することが可能ですし、優れていたとしたら、「やり方は間違っていない」と自信につなげることができます。

どの道に転んでも不幸になることはあり得ません。

実際に、ぼくは年単位のマインドマップを書いたとき0より下にグラフがいっていたことはほとんどありません。そもそも暗黒期なんてほとんど無かったのです。

どうしてこの考え方に至ったのかは一考の余地がありますが、このような方法で「人と比べる」のであれば、問題はなさそうです

 

「人と比べると不幸になる」の謎

最後ですが、こう思うと「なぜ『人と比べると不幸になる』と書かれるのか/言われるのか?」と疑問が出てきます。しかし、これは実は解決しているのです。

つまり、「先に人と比べてはいけない」のです。

自分が先になんらかの行動を起こした後なら、試験や壁打ちとして実力を測ることができますが、相手と比べてからものごとをはじめるのはとんでもない難易度です。

想像してみてください。テニス初心者なのに「錦織圭選手と比べてへたくそだ。」とか、新卒1年目なのに「先輩よりも企画が上手くいかない。」とか。

悪いところしか見えないんだから、改善する気も起こらないのも当然ですよね。

そして、書いていてもう一つ気付いたことは「人から言われたことを気にしすぎる人が多い」のではないかということです。

そもそも不幸かどうかなんて自分のさじ加減ですから、ぼくみたいな能天気なやつもいれば、事態を深刻に考えてしまう人がいるのも当然な話なのですが、ぼくが見ていて「この人、生きていて楽しそうじゃ無いな」と思う人の多くは「誰かに言われたことにすがっている」ということです。

これは決して悪いことだけではないと思いますが、報酬(褒め言葉)がないと行動しないのは問題です。ましてやその報酬がよいものであることの方が少ないわけです。けなされたり叱責されたりしたら、そういった人はかなりの確率で「自分には良いところがないんだ・・・」となっています。

他者からの評価なんて基本的には一面的なものでそれを鵜呑みにして、「あの人(悪い評価を下した人)と比べて、○○ができない私は無能だ・・・」と考えるのは、あまりにもむなしすぎます。

だいたいの場合、自分のことを一番知っているのは自分のはずですから、他者からの言葉はよいものも悪いものも「そういう考え方もあるよな」としていく方がよっぽど幸せな思考です。

 

ここまでの話をしっかりまとめておきましょう。

人と比べて不幸にならない方法は今のところ、たった2つしかありません。

①まずやれるだけのことをやってみよう

②周囲の言葉なんて気にしないで、自分を信じる

こう書いてみるとすごく簡単な気がします。でも、言うは易く行うは難しです。

ふと弱くなった時に思い出せるかが重要なのかもしれません。

 

それではまた・・・

 

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